【食事と健康②】~高血圧の方が食事で気を付けたいポイント➀~

今回から4回にわたり、高血圧の方が食事で気を付けたいポイントをわかりやすくご紹介します。
毎日の食事が、血圧管理の第一歩。無理なく続けられる工夫を、一緒に見つけていきましょう。
高血圧と塩分の関係~まずは減塩から~
高血圧の予防・改善において、最も基本かつ重要なのが「減塩」です。塩分を摂りすぎると体内のナトリウム濃度が上がり、血液量が増加して血圧が上昇します。
日本人の平均摂取量は1日約10gですが、高血圧の方は6g未満が目標とされています。まずは、加工食品や外食の塩分量に注意しましょう。
ラーメンや丼もの、漬物、練り製品などは塩分が多く含まれています。だしや酢、香辛料、柑橘類などを活用して、塩を使わずに味を引き立てる工夫が効果的です。
しょうゆやソースは「かける」より「つける」スタイルに変えるだけでも減塩につながります。
味覚は徐々に慣れていくため、無理のない範囲で少しずつ薄味にシフトしていくことが、長続きのコツです。

次回は、血圧の安定に役立つ栄養素についてご紹介いたします。

「食べることは生きること」中野区・新宿区での訪問栄養指導・オンライン栄養指導はお任せください。
管理栄養士が一人ひとりに寄り添いあなたにぴったりなアドバイスをいたします。

よつば中野クリニック 管理栄養士