【訪問診療でよく見る病気①】~認知症と向き合う在宅医療の形①~

中野区、新宿区周辺の訪問診療の現場では、認知症の方と関わる機会が非常に多くあります。認知症は単なる「物忘れ」ではなく、生活に直結する症状や、ご家族の介護負担に大きく影響する重要な疾患です。

特に多く見られるのはアルツハイマー型認知症で、初期には「同じ話を繰り返す」「予定を忘れる」などの記憶障害が中心です。しかし進行とともに、「道に迷う」「家族が誰かわからなくなる」「怒りっぽくなる」といった行動や感情の変化が現れ、日常生活への影響が深まっていきます。

訪問診療の強みは、医師がご自宅に定期的に伺うことで、症状の背景にある生活環境やご家族の様子を把握し、医療と生活支援の両面から対応できる点にあります。
よつば中野クリニックでは、薬の調整に加え、ご家族への介護アドバイスや、環境の工夫、必要に応じて他職種と連携した支援も行っています。

認知症の方が「その人らしく」安心して暮らせるように、私たちは医療を通じて生活全体を支えていきたいと考えています。

中野区、新宿区周辺で訪問診療をお探しの方、ご家族に気になる症状がある方は、ぜひよつば中野クリニックへご相談ください。

よつば中野クリニック  院長 手塚匠海