【地域交流レポート】国立国際医療センター 医療連携の会に参加してきました

6月4日、国立国際医療センターが開催した「医療連携の会」に参加させていただきました。


この病院は、私が初期臨床研修した医師としての原点といえる病院です。当日は各診療科の先生方や地域連携課の皆さまともご挨拶させていただき、懐かしい気持ちとともに、医師としての出発点を改めて思い出す時間となりました。

会の中では、高次医療機関と地域の医療機関が、どのように役割を分担しながら患者さんを支えていくかをお話しさせていただきました。


たとえば、数ヶ月に一度、国立国際医療センターなどの専門診療科に通院しながら、普段の体調管理や日々の医療は在宅診療で支えるといった併診体制は、地域連携の中で重要な役割を果たしています。
それぞれの患者さんに合わせた柔軟な連携が、安心できる療養生活につながると改めて感じました。

現在、私は中野区、新宿区周辺で訪問診療を行っております。
病院での治療を経て、ご自宅での療養を希望される患者さんが安心して過ごせるよう、生活に根差した在宅医療の立場からサポートしていきたいと思っています。かつて学んだこの病院に、今度は地域医療の一員として関われることは、大きな喜びでもあり、責任でもあります。

初期研修で多くを学ばせていただいたことへの感謝を胸に、今後は地域に根ざした形で、医療の橋渡し役としてお力添えできればと考えています。

中野区、新宿区周辺で訪問診療や在宅療養に関心のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

よつば中野クリニック  院長 手塚匠海