先日、中野区鷺ノ宮地域包括支援センター主催の懇親会に参加させていただきました。地域のケアマネージャー様をはじめ、訪問看護師や施設職員、医療職の皆さまと直接顔を合わせることができ、とても有意義なひとときでした。
日々、訪問診療に携わる中で感じるのは、患者さんの生活を支えるうえで**「顔の見える関係づくり」**がいかに大切かということです。今回のような懇親会では、連携先の方々と普段はなかなか話せない現場の課題や工夫を共有でき、改めて連携の深さが医療の質にも直結することを実感しました。
中野区鷺ノ宮エリアは、緑の多い閑静な住宅街でありながら、高齢者の一人暮らし世帯やサポートが必要な方も多く暮らしておられます。中野区北西部(鷺ノ宮・若宮・白鷺・上鷺宮など)も、当院が訪問診療の対象としている地域のひとつです。
地域包括支援センターの皆さまは、日々この地域を支える最前線で活躍されています。私たち医師もその一員として、医療と介護が連携しながら生活全体を支える体制を一緒につくっていきたいと感じています。
今後もこのような交流の機会を大切にしながら、地域の皆さまと連携を深めていければ幸いです。
中野区、新宿区周辺で訪問診療をご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。
地域の暮らしに寄り添った医療を目指して――
よつば中野クリニック 院長 手塚匠海