【熱中症に注意!】~冷房が苦手…でも熱中症はもっと怖い!~

訪問診療を行っていると、「冷房は身体に悪いから使いたくない」という高齢の方に時折出会います。ですが、夏場の室内でも熱中症は起こります。特に高齢者は、汗をかく力や体温調整機能が若い頃より落ちているため、気づかないうちに熱が体にこもってしまうこともあります。

冷房が苦手という方には、設定温度を高めにして風を直接当てない工夫や、サーキュレーターを併用するなど、無理のない使い方をご提案しています。また、私自身が訪問の際には「室内でも水分補給を」「ちょっとだけでも冷房を」と、口うるさくお声がけさせていただいています。

日常のちょっとした対策が、熱中症を防ぎ、安心した夏を過ごす鍵になります。ご本人の体調や環境に合わせて、無理なく涼しく過ごせる方法を一緒に考えていきましょう。

中野区、新宿区周辺での訪問診療では、こうした季節の注意点についても一緒に取り組んでいます。夏の体調不安、ぜひご相談ください。

よつば中野クリニック

院長 手塚匠海