【訪問診療でよく見る病気⑥】~パーキンソン病とともに暮らす在宅生活の支援~

中野区、新宿区周辺で訪問診療を行っていると、パーキンソン病と診断され、自宅で療養されている方と出会う機会が増えています。手足の震えや動作の緩慢さ、歩行のふらつきなど、日常生活に大きな影響を及ぼす神経の病気です。

初期の変化に気づくことが、ご本人とご家族を守る第一歩

「最近、動きが遅くなった」「転びやすくなった」「顔の表情が乏しくなった」など、進行が緩やかなために見過ごされがちな初期症状もあります。
こうしたサインに早めに気づくことが、治療と生活支援の第一歩になります。

訪問診療では、薬の調整だけでなく以下のような支援を行います:
• 服薬時間や副作用の確認
• 転倒予防のための住環境のアドバイス
• リハビリスタッフとの連携による運動機能維持
• ご家族の介護負担を軽減するための相談支援

病気の進行とともに介助が必要になる場面も増えてきますが、「できることを続ける」「無理なく安全に生活する」という視点で、生活に即した支援を心がけています。

中野区、新宿区周辺で、パーキンソン病の在宅療養についてお困りの方、病状が進行して通院が難しくなってきた方は、どうぞお気軽にご相談ください。

よつば中野クリニック  院長 手塚匠海