前回はお食事の基本についてお伝えいたしました。今回は「糖質」との上手な付き合い方についてご紹介いたします。
糖質って?~上手な付き合うコツ~
「糖質は控えたほうがいい」と聞くことがありますが、実は糖質は体にとって大切なエネルギー源です。
大切なのは、糖質を全部やめるのではなく、“どんな糖質を、どのくらい食べるか”を考えることです。
たとえば、白いごはんやパン、甘いお菓子などは血糖値を急に上げやすいため、食べすぎには注意が必要です。
その代わりに、雑穀ごはんやさつまいも、果物など、自然のままの糖質を選ぶと、血糖値の上がり方がゆるやかになります。
果物も「甘いからダメ」と思われがちですが、種類や量を選べば、ビタミンや食物繊維がとれる良い栄養源になります。バナナやりんごなど、1日1個くらいを目安にすると安心です。
また、飲み物にも気をつけましょう。ジュースや甘いカフェラテは糖分が多く、血糖値を上げやすいので、無糖のお茶や水、ブラックコーヒーなどを選ぶと安心です。
糖質をうまく選んで、無理なく付き合っていくことが、毎日の食事を楽しみながら血糖値をコントロールするコツです。
次回はたんぱく質や脂との関係についてご紹介いたします。
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よつば中野クリニック 管理栄養士