【食事と健康⑥】~糖尿病の方が食事で気を付けたいポイント③~

お肉や油はどうする?たんぱく質と脂の選び方


前回は糖質についてお伝えいたしました。今回は「たんぱく質と脂質」についてご紹介いたします。
糖尿病の食事というと、ごはんや甘いものに目が行きがちですが、実は「お肉や油」の選び方もとても大切です。
たんぱく質は、筋肉を保ち、体の調子を整えるために欠かせない栄養素です。鶏のむね肉や白身魚、豆腐、納豆など、脂が少なくて消化の良いものを選ぶと安心です。
特に青魚(さば、いわしなど)には、血管の健康を保つ油が含まれており、積極的に取り入れたい食材です。


一方で、脂っこい食事は血糖値を上げやすく、体に負担をかけることがあります。
ベーコンやソーセージ、揚げ物、バターなどは控えめにし、調理にはオリーブオイルやごま油など、体にやさしい油を使うのがおすすめです。
「お肉や油は全部ダメ」と思わず、選び方と量を工夫することで、食事の楽しみを保ちながら健康的な食生活を続けることができます。
無理なく、でもしっかりと体をいたわる食事を心がけましょう。
次回は外食やおやつの選び方についてお伝えいたします。

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よつば中野クリニック 管理栄養士