続けるコツと家族の支え:無理なく、楽しく
前回はたんぱく質と脂質についてお伝えいたしました。今回は無理なく続けるコツについてご紹介いたします。
高血圧の食事療法は、短期間で効果を出すものではなく、長く続けることが大切です。完璧を目指すよりも、できることから少しずつ始めることが成功の秘訣です。
例えば、1日1食だけでも減塩を意識する、週に1回は野菜中心のメニューにするなど、無理のない目標を立てましょう。
食事記録をつけることで、自分の食生活を客観的に見直すことができ、モチベーションの維持にもつながります。
また、家族の協力も大きな支えになります。家族全員で薄味に慣れることで、自然と健康的な食生活が身につきます。
一緒に献立を考えたり、買い物をすることで、食事療法が「義務」ではなく「習慣」になります。楽しみながら取り組むことが、継続のカギです。
高血圧編は今回で終了ですが、「病気と栄養シリーズ」は今後も続きます。次回は別の疾患について、食事のポイントをお届けいたします。
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