こんにちは、管理栄養士の山中です。
今回から4回にわたり、脂質異常症と食事の関係についてお話ししていきます。
脂質異常症って?まずは食生活を見直すことからはじめてみませんか?
脂質異常症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多すぎたり少なすぎたりする状態で、放っておくと動脈硬化や心臓病のリスクが高まります。
自覚症状がないことも多く、「健診で引っかかったけど、どうしたらいいの?」と戸惑う方も少なくありません。
食事でできることはたくさんありますが、まずは「脂質の質」に注目してみましょう。バターや肉の脂身などの飽和脂肪酸は控えめにして、青魚やオリーブオイル、ナッツ類などの不飽和脂肪酸を積極的に取り入れるのがポイントです。「脂=悪」ではなく、選び方が大切なんです。
また、揚げ物やスナック菓子などのトランス脂肪酸も控えたいところ。食べる量だけでなく、食べる“内容”を見直すことが、脂質異常症の改善につながります。
まずは、毎日の食事を振り返ってみましょう。「昨日の夕食、脂っこかったかな?」「おやつ、つい食べすぎてない?」そんな小さな気づきが、健康への第一歩です。
次回は、コレステロールを下げる食材について詳しくご紹介します。
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