【食事と健康③】~糖尿病の方が食事で気を付けたいポイント➀~

糖尿病とは血液の中に糖が溜まりすぎてしまう病気です。
本来、糖は体を動かすための大切なエネルギー。でも、糖尿病になるとその調整がうまくいかず、血糖値が高い状態が続いてしまいます。
今回から4回にわたって、糖尿病と食事のちょっとした工夫について、わかりやすくご紹介していきます。


まずはここから!~糖尿病と食事の基本~


糖尿病と診断されると、「何を食べたらいいの?」と不安になる方も多いと思います。
でも、特別な食事をする必要はなく、毎日の食事を少し工夫するだけで、血糖値のコントロールはぐっとしやすくなります。
まず意識したいのは「食べる順番」です。
野菜を最初に食べ、そのあとにお肉や魚などのたんぱく質、最後にごはんやパンなどの炭水化物を食べることで、血糖値の急な上昇を防ぐことができます。
また、野菜やきのこ、海藻などに多く含まれる「食物繊維」は、糖の吸収をゆるやかにし、腸内環境も整えてくれます。
いきなり完璧を目指すのではなく、「まずは野菜を一皿増やす」など、できることから始めてみましょう。小さな積み重ねが、体の大きな変化につながります。

次回は糖質との上手な付き合い方についてご紹介いたします。


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よつば中野クリニック 管理栄養士