【食トレンド~からだがよろこぶ選び方⑤】~ちょっと疲れた心と体にやさしい食事を~

こんにちは、管理栄養士の山中です。

11月になると、日が短くなり、朝晩の冷え込みもぐっと深まってきますね。「なんとなく食欲がわかない」「気分がすっきりしない」といった声を聞くことがよくあります。

そんな時こそ、食事の力を借りてみませんか?たとえば、味噌やぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食品は、毎日の食卓に取り入れやすく、体の調子を整える助けになります。

また、しそや生姜など香りのある食材は、食欲を引き出してくれる心強い存在です。

無理にたくさん食べる必要はありません。あたたかい汁物や、香りのよい副菜を一品添えるだけでも、食事の時間が少し心地よく感じられるかもしれません。季節の変わり目こそ、やさしい食事で、心と体をいたわっていきましょう。

最後に、発酵食品を活用した簡単レシピをご紹介いたします。

【きのこと味噌のやさしいスープ】

<材料(2人前)>

しめじ…1/2パック

えのき…1/2パック

玉ねぎ…1/4個

絹ごし豆腐…100g

味噌…大さじ1

だし汁…300ml

生姜(すりおろし)…少々(お好みで)

<作り方>

➀玉ねぎは薄切り、きのこ類は石づきを取ってほぐす。

②鍋にだし汁を入れ、玉ねぎ・きのこを加えて火にかける。

③具材がやわらかくなったら、豆腐をスプーンですくって加える。

④火を止めて味噌を溶き入れ、生姜を加えて完成。

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