こんにちは、管理栄養士の山中です。
暑さが増す7月は、冷たい飲み物や麺類に偏りやすく、胃腸の動きが緩やかになります。ここで頼りになるのがゴーヤ。独特の苦味成分モモルデシンは、胃酸分泌を助け、食欲のスイッチをそっと入れてくれます。ビタミンCは加熱に比較的強く、汗で失いがちなカリウムや食物繊維も豊富。まさに**“夏の体調管理”に向いた野菜**です。
「苦いから苦手…」という方も、切ってから塩もみ→さっと湯通しのひと手間で印象が一変します。たんぱく源(卵・豆腐・ツナ・鶏むね)と合わせると、味が丸くなり、疲労回復にもつながります。油を少量まとわせて調理すると、香りが立ち、脂溶性成分の吸収も高まります。夏はどうしても味が濃くなりがちですが、苦味・だし・香味(生姜・にんにく)・柑橘を重ねると、減塩でも満足できる“キレのある味”に。
◎覚えておきたい要点
・苦味は「塩もみ→短時間の湯通し」で調整
・たんぱく質+少量の油で“持続する元気”に
・濃い味に頼らず、だしと香味で整える
☆ゴーヤと卵のやさしいすまし煮(2人分)
【材料】
ゴーヤ…1/2本(約120g)
卵…2個
だし汁…400ml
醤油…小さじ2
塩…ひとつまみ
【作り方】
1.ゴーヤは縦半分に切って種とワタを除き、2〜3mm幅で薄切り。
2.塩少々(分量外)でもみ、2〜3分置いてから熱湯で10〜15秒さっと湯通し、ザルに上げる。
3.鍋にだし汁を沸かし、ゴーヤを2〜3分煮る。
4.醤油・塩で味を整え、溶き卵を細く回し入れる。ふんわり固まったら火を止め、器へ。
【コツ・ポイント】
・卵は細くゆっくり落として“羽衣状”に。
・ゴーヤは煮すぎると色も食感も落ちるので短時間で。
・仕上げにすだちやレモンをひと搾りすると、苦味がやさしく締まる。
【アレンジ】
・豆腐(木綿)150gを加えると、一皿でたんぱく質量UP。
・冷やしても◎。暑い日の“ひんやり汁物”に。
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