こんにちは、管理栄養士の山中です。
前回は「検査数値の見方と、日々の食事で実践しやすい整え方」についてお話ししましたが、今回は“お酒との付き合い方”についてご紹介します。
「プリン体ゼロなら安心」——ここに大きな誤解があります。アルコールそのものが尿酸の産生を促進し、同時に腎臓からの排泄を妨げるため、プリン体を含まない(少ない)お酒でも、量と頻度しだいで尿酸値は確実に上がります。つまり、ビールだけでなく、ハイボールや焼酎、ワイン、蒸留酒でも油断は禁物です。「ゼロ表示」は飲み過ぎの許可証ではないと覚えておきましょう。実践のポイントは3つになります。まず、週2日以上の休肝日をつくること。次に、1回量を見直すこと(“もう一杯”をやめるだけでも変わります)。そして、水やお茶のチェイサーを必ず挟み、脱水と飲み過ぎを防ぐこと。空腹での飲酒は吸収が速くなるため避け、野菜・豆類・脂身の少ないたんぱく質を一緒にとると、満足感と血糖の面で安定します。甘いチューハイやカクテルは糖分が多く、体内で尿酸を作る流れを後押ししやすいので控えめにしましょう。合言葉は、「ゼロだからOKではない」「アルコールそのものに注意」。無理のないルールで、翌日の体の軽さと検査値の安定を目指しましょう。
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